【中3】租税教室
2025年11月21日 17時29分 本日、中学3年生を対象に「租税教室」を実施しました。新居浜税務署より講師の先生をお招きし、税金の役割やしくみについて、分かりやすく学ぶことができました。
まずはじめに、税金には約50種類以上あることを教えていただきました。身近な消費税だけでなく、所得税や自動車税、固定資産税など、私たちの生活を支えるさまざまな税が存在することを知り、驚きの声が上がりました。続いて、義務教育にどれほどの費用がかかっているのかを学びました。実は、小・中学校9年間で約1,000万円の費用がかかっており、その多くが税金でまかなわれています。授業では、この「1,000万円」を実感してもらうために、1,000万円のレプリカが入ったジュラルミンケースを登場させ、1人ずつ実際に持たせてもらう体験をしました。生徒たちはその重さに驚きつつ、税金の大きさや重要性を実感している様子でした。さらに、動画を通して「税金は何のためにあるのか」を学習したほか、グループワークでは、さまざまな立場を想定しながら公平な税率について話し合う活動も行いました。自分たちの意見を出し合い、よりよい社会のあり方を考える貴重な機会となりました。
今回の租税教室を通して、生徒たちは税の大切さや私たちの生活との深い関わりについて理解を深めることができました。今後の社会科の学習にも活かしていきます。