昨日の最低気温は−1℃でしたが、本日朝の気温は13℃、しかも強風のため、校庭の落ち葉は勢いよく舞い上がるなど、気象の変化を体感しながら一日をスタートさせました。そんな中、別子小・中学校の児童生徒は全員元気に登校しています。
中学校では、今日から2学期末テストが始まりました。そういえば、給食のとき「変数ってよくわからないな」といった会話が聞こえてきたのも、テスト前ならではの光景かなと感じました。なお「変数は、『変な数』じゃないよ、『変化する数量』という意味だよ」と、定番のギャグを織り込んで伝えました。木曜日まで毎日3時間のテストが続きます。これまでの学習の成果を発揮してください。応援しています。

本日の5・6時間目に、市内小学校6年生で本校見学希望者を対象としたオープンスクールを開催しました。参加者を4グループに分け、中学校の授業・立志寮・別子ファームをそれぞれ見てもらいました。参加者のみなさんは、真剣な眼差しで見学していました。中学校進学に向けて、進路選択の一助になるとうれしいです。


中学2年生は、11月18日(月)〜22日(金)の期間、マイントピア別子での職場体験学習を実施しています。お風呂やトロッコを利用する方、観光を目的とする方など、施設の利用方法は様々で、接客業を通して職業観の醸成を図っています。また、20、21日は「別子ファーム」で収穫された野菜を中心に、地域で育った野菜や地域の方の手芸品などの販売体験を行いました。メディアの取材を受けた地域連携部長(中学2年生)のコメントを紹介します。「野菜販売に来てくださったお客さんとつながり、別子山地域の過疎化の問題についても紐づけていける活動にしたい」 このコメントにあるように、野菜販売を手段の一つとして、地域とつながっていくという目的を達成させていきたいと思います。
3年生が、別子公民館の調理室をお借りして「ハンバーグ」の調理実習を行いました。玉ねぎのみじん切りや成型が上手にできました。火加減は初め難しかったようですが、中までしっかり火が通り、大変おいしくできました。今度は、自分で作ったハンバーグをお家の方に食べてもらいましょう。

「いのちの授業」を上部児童センターにおいて行いました。15組の赤ちゃんとの触れ合いをとおして「いのちの尊さ」を実感する貴重な体験ができました。月齢の異なる赤ちゃんと、成長や個性の違いを感じながら、笑顔あふれる交流ができました。その後、講師の高見先生の講義で「いのちとはなにか?」という問いで始まり、自分たちがどのようにして生まれ、どう育てられてきたのかを改めて考えるいい機会になりました。生徒たちは、たくさんの愛情を受け、大きく成長させてもらっていることを感じた授業となりました。

11月12日(火)、新居浜市民文化センターで行われた中学校音楽発表会に、中学生19名が参加しました。和太鼓演奏、吹奏楽演奏、合唱など、各中学校が特色を生かした演奏を披露する中、別子中学校は合唱「時を越えて」「HEIWAの鐘」で会場を魅了しました。ステージの広さを十分に活用した隊形と、一人ひとりがパートを意識した歌声で、すばらしいハーモニーが広がりました。音楽は、世代や国境を越えて、人々の心を結びつける力を持っています。愛と平和、そして希望のメッセージが伝わってきました。

本日は、学校薬剤師の、すみの薬局 谷康平先生 にお越しいただき、中学生を対象とした、薬物乱用防止教室を開催しました。今年度のテーマは「アレルギーについて」「薬物乱用について」です。アレルギーについては、発生のメカニズム・引き起こされる症状・対処方法などを分かりやすく説明していただきました。また、オーバードーズ(過剰摂取 OD)や依存症についての紹介もあり、子どもたちは身近な問題として捉えることができました。生徒からは、金属アレルギーや紫外線アレルギーのことや、ハチに刺されたときの対処法などの質問があり、一つ一つ丁寧に回答していただきました。谷先生が薬剤師の道を選んだきっかけを紹介していただくなど、キャリヤ教育の視点からみても有意義な50分でした。
