【小中】第1学期終業式
2025年7月18日 06時37分昨日からの雨量が心配でしたが、児童生徒22名が全員そろって、無事に終業式及び表彰式を行うことができました。給食を済ませたあと、帰宅します。
全校児童生徒がうなずきながら聞いてくれた「式辞」を紹介します。
今日で一学期が終わり、いよいよ明日から楽しみにしている夏休みが始まります。皆さんの顔を見ると、1学期の学習や活動をやり遂げた充実感と、これからの夏への大きな期待が伝わってきます。
入学、進学してからこの4カ月で、皆さんは自分でも気づかないうちに、大きく成長しました。授業で新しい知識を身につけたことはもちろん、別子ファームの活動で土に触れ、作物を育てたこと。BST活動で仲間と協力し、笑顔を広げたこと。昨日のふるさと別子夏まつりに向け、心を一つに取り組んだこと。そして、普段の何気ない会話や友達とのやり取り、その一つ一つが皆さんの成長につながりました。
小学生の皆さん。廊下や職員室の入り口で、素敵な挨拶をすることができました。体を動かすことが増えて、体力もぐんとついてきたように感じます。何よりも、目元が以前にもましてきりっとしてきたように思います。この夏は、勉強も遊びも大いに楽しんで取り組んでください。9月には運動会が待っています。二人のすばらしい活躍を心から期待しています。
中学生の皆さんとは、「校長面談おしゃべっし」で対話をする機会があり、夏の計画や意気込みを尋ねました。皆さんの持つ可能性と情熱を感じました。「宿題を早く終わらせたい」という声を多く聞きました。ぜひ、計画的に、そして調整力を発揮して実現させてください。また、宿題以外の学びを深めたいという言葉もありました。頼もしいです。
3年生の皆さんからは「受験」という言葉を多く聞きました。義務教育最後の夏休みは、まさに自己実現に向けた貴重な期間です。自分の将来を真剣に考え、進むべき道、すなわち進路について、しっかりと向き合う夏にしてください。夏といえば、自由研究という意見も多かったです。「アリの研究をしてみたい」「研究を通して商品化を目指したい」など、豊かな発想力と探究心に驚いています。頑張ってください。
さて、夏休みは自分で生活リズムを調整することが求められます。チャイムも、先生からの指示もない毎日です。だからこそ、主体的に、ぜひ多くのことに挑戦し、その中で得られる成功体験や、ときには失敗体験も含めて、すべて自分の成長の糧にしてほしいと思っています。9月1日には皆さんの元気な顔に会えることを心から楽しみにしています。私たち教職員も皆さんに負けないくらいアクティブで充実した毎日にしていきます。
さあ、私たち一人ひとりが、それぞれの場所で、最高の夏にしていきましょう。