【小・中3】茶道教室
本日の3時間目、別子山公民館の和室において、講師の先生をお招きした茶道教室を開催しました。和室の広さの関係で、本日は、小学生と中学校3年生を対象としました。まずは、『和敬清寂』の意味を説明していただき、その後、お点前に係る一つ一つの所作をゆっくりと丁寧に教えてくださいました。児童生徒の皆さんの真剣な姿勢と習得の早さに、講師の先生からお褒めの言葉をいただきました。
今回、講師の先生が自ら「金継ぎ」を施された茶碗を使わせていただきました。茶道においては、お茶をもてなす状況にもよりますが、割れたり欠けたりした茶碗を「金継ぎ」や「銀継ぎ」により修復し、客人もてなすことがあります。これは、決して無礼なことではなく、むしろ、茶道の精神においては、「大変格調高く、最高のおもてなしの一つ」として重宝されていることも教えていただきました。修復された跡を「傷」として隠すのではなく、金や銀で美しく彩り、その茶碗が持つ唯一無二の「景色(見どころ・個性)」として捉え、元の姿よりもさらに味わい深く、芸術的価値が高まったとみなすというわけです。
「物を大切にし、傷を受け入れ、それを経てさらに美しいものに生まれ変わらせる」という姿勢そのものに茶人の精神性の高さや、道具への深い愛着を感じました。